東海道かわさき宿交流館
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六郷の渡し

六郷の渡し

川崎宿ものがたりBOX(装置模型)

「六郷の渡し」は、「川崎宿ものがたりBOX(装置模型)」のひとつです。

装置模型は、模型を背景にした透過パネルに映像を投影する装置です。

「六郷の渡し」BOXでは、次の二つの映像を選択できます。

「六郷の渡し」「多摩川を渡る象」

 

六郷の渡し

多摩川の六郷大橋は、江戸時代初期には流出の都度、架け替えされていました。

しかし、1688年の流出以降は、架橋をやめて渡船となりました。

田中休愚の活躍で、1709年からは、渡しの運営を川崎宿が請け負うようになり、宿場財政の収入源となりました。

こうした話をウナギのキャラクターが紹介します。


 

六郷の渡し:多摩川を渡る象

1729年、将軍徳川吉宗に献上するため、象を長崎から江戸まで歩かせて移動しました。

東海道を歩く象を見た人たちは、その姿と大きさにどんなにかびっくりしたことでしょう。

大変だったのは、多摩川を越える方法です。

多摩川に船を並べてその上に板を敷き、象を渡らせたという話です。